北海道新幹線

今年3月、北海道新幹線が密かに開業から3周年を迎えました。
JR北海道によりますと、この3年間に28,451本の列車を運行し、約570万人が利用したとのことですが、開業実質初年度の2016年度は1日平均乗車人員約6200人・乗車率32%、17年度は約5000人・乗車率26%、18年4月から19年2月までは約4700人と開業初年度から24%減少と年々悪化しているようです。
一方、この3月からのダイヤ改正より、青函トンネル内の運転速度を時速160㎞に引き上げ、新函館北斗~東京間が4時間の壁をきり、最短3時間58分で結ばれます。
予定されている30年度末の札幌延伸時には最高速度320㎞を目指すとし東京―札幌間が4時間半になれば、千歳空港から札幌までの所要時間(JRで約40分、バスで約1時間)を考慮すると一気に鉄道利用のシェアが拡大するものと考えられます。
ちなみに、JR北海道×JR東日本による「出会い、近付づく。北海道新幹線」なるキャンペーンが今月末まで開催されています。